過剰歯って知っていますか?私は知らなかったのですが、うちの三男に過剰歯が生えていてビックリしました!三男の過剰歯の体験談をお話しますね。
過剰歯って何?
うちの三男(9歳)は上の前歯(永久歯)の真ん中が奥に曲がって生えてしまっていて、
学校の歯科検診で歯並びの悪さを指摘されていました。
歯が斜めに生えていて、せっかくの笑顔も台なしですね。
歯科を受診したところ「過剰歯だ」とのこと。
その時は耳慣れない言葉に「かじょうし」って何?っていう状態。何かマズイ病気なの??と不安になりました。
歯科の先生によると、その言葉の通り「余分(過剰)な歯」なのだそうです。
この歯があるために、永久歯がまっすぐに生えてくることができなかったのだと。
「レントゲンを見る限り、ここでも抜くことはできそうだけど、念のために大きな病院の口腔外科で詳しく調べてもらった方がいいと思う。」と紹介状を書いてくれました。
さて、紹介された病院の口腔外科の予約をし、当日にいざ病院へ。
三男は、以前乳歯が抜ける前に後ろに永久歯が生えてきてしまったことがあり、その時に抜歯を経験しています。
その時のことを覚えているので、今回も「また歯を抜くの?注射するの?痛そう!」と数日前から緊張していました。
その度に「すぐに終わるし、麻酔して痛くないようにしてくれるから大丈夫だよ!前も大丈夫だったでしょ~」と何度も説明し(できるだけ明るい声で)、安心させるようにしました。
受付を済ませ、口腔外科の窓口へ。最初にレントゲンを撮ってきてください、とのことで
別の階へ行き、レントゲンを撮影。口腔外科へ戻り、先生の診察を受けました。
過剰歯が歯並びに影響している。このままにしておいてもいいことはないので、次回抜歯をする、とのことでした。
抜歯をしたことがあるならたぶん大丈夫だと思うが、もし局所麻酔で暴れたりして抜歯するのが難しければ全身麻酔を使うかもと言われました。
抜歯についての説明を看護師さんから受け、最後にCT撮影をして1回目の診察は終わりました。
受付からお会計まで3時間くらいかかりました。
そして2回目の診察日。いよいよ抜歯です。
三男も緊張していましたが、診察室に呼ばれ、10分ほどして私も呼ばれました。
三男は泣くこともなく、無事抜歯できたようでホッとしました。
実際に抜歯した過剰歯を見せてくれました。持ち帰れるとのことで、もらってきましたよ。
長さは1センチくらい。細長くとがっていて、普通の歯とはちょっと違うのですね。
帰宅後に痛みや腫れが出るかもしれない、とのことで痛み止めを処方されましたが、
三男はそれほど痛みも強くなく、腫れもなかったので痛み止めを飲まずに大丈夫でした。
三男は抜くのは痛くなかったけど、麻酔の注射が痛いから抜くのはもうイヤだと言っていました。
もう一つの原因
抜歯後、かかりつけの歯医者さんを受診すると、
三男の場合、歯並びを悪くしている原因がもう一つあり、上唇と歯茎をつないでいるスジ(上唇小帯)が短いそうで、ここを切開した方がよいとのことで。。。あぁ痛そう。。。
またしても、麻酔の注射を打たれてしまったかわいそうな三男。
切開が終わり、翌日に消毒に来るように言われました。
切開した日は食べ物がしみたりしていたようですが、翌日には少し治まったみたいでした。
過剰歯の抜歯、上唇小帯の切開を受けましたが、これだけでは完全に歯並びが直ることはないようです。
とりあえず様子を見ながら、矯正治療をするかどうかはまた考えていきましょう、ということになりました。
まとめ
三男の場合、過剰歯の抜歯、上唇小帯の切開は保険診療で受けることができました。うちの子ももしかしたら?と思う方、お子さんの歯並びの気になっている方は、一度歯医者さんに相談されるといいと思いますよ!
私は、矯正治療は自費になると思っていたので、なかなか勇気が出せずにいたのですが、もっと早く受診させてあげればよかったです。
いつになるかまだわかりませんが、矯正治療が始まったら。またその様子もお伝えしますね。