夏休み後半になっても自由研究のテーマが決まらないとき、ありますよね。
そんな時にオススメなのが、「セミの幼虫の羽化の観察」です。
うちの次男が小学校3年生の時に取り組んだテーマですが、セミは比較的どこにでもいる昆虫ですので、都会でも見つけやすいのではないかと思います。
羽化の様子を観察するのは一晩でできてしまうので、日にちがない人にぴったりです。うちもお盆を過ぎてからでも幼虫を見つけられたので、あきらめずに挑戦してくださいね。
幼虫の捕まえ方、レポートのまとめ方についてもご紹介しますね!
セミの幼虫はどこで捕まえるの?
まずは、セミの幼虫を見つけなければいけませんが、セミの幼虫はどこにいるのでしょうか?
土や木があり、セミの抜け殻がたくさんある場所なら、高い確率でセミの幼虫を見つけられると思います。
セミの幼虫は、成虫になるときに土の中から出てきます。公園などで地面に穴がたくさん開いていることがありますよね?
これはセミの幼虫が出てきた穴なんです。
そのような場所を昼間に目星をつけておき、夕方暗くなり始める頃に幼虫を探しに行きます。
夕方は蚊が多いので、虫除けスプレーは必須です!私は、かなり刺された記憶があります^^;
懐中電灯と幼虫を入れるための虫カゴも持って行ってください。懐中電灯で地面や周りの木、植え込みなどを照らし、よく観察して幼虫を見つけてくださいね。
幼虫を見つけたら、静かに虫かごに入れて持ち帰りましょう。
見つけた場所の写真を撮り、時間も記録しておくといいですね!
幼虫の羽化の観察方法はとっても簡単!
幼虫を持って帰ったら、いよいよ観察です。
できれば、幼虫が元々いた場所の環境に近づけるように、静かな暗いところがいいのかもしれませんが、私たちは観察がしやすいようにリビングのカーテンを使いました。
カーテンの下の方に幼虫を捕まらせると、自分でカーテンを上っていきます。
あとは、様子を観察するだけです。羽化をし始めたら写真を撮り、変化と時刻をメモしていきます。
羽化の様子はとても神秘的です。
羽化したばかりのセミは緑がかった白い体です。キレイですよね。
翌朝には茶色いセミになっていました。
セミの羽化は私にとっても感動的でした。羽化の観察は、子供たちにもきっとよい経験になると思います。
レポートをまとめよう!
セミの羽化を観察したら、写真をプリントしてレポートにまとめていきましょう。
レポート用紙や画用紙などに、時系列で順番に写真を貼って、写真を撮った時刻とその時の様
子を記入します。
レポートの構成例は、
1.観察のきっかけ(セミの幼虫の羽化を観察した理由)
2.幼虫を捕まえた時の様子
3.羽化の様子
4.セミについて(調べたことを書く)
5.感想
のようにまとめるとよいと思います。
「4.セミについて」は、本やインターネットでセミの体のつくりや生態、種類、鳴き方など、興味のあることを調べてみましょう。
いろいろな種類のセミの抜け殻を探して標本のようにして添付したり、写真に撮って貼ってもいいですね!
まとめ
すぐに完成する、セミの幼虫の羽化の観察は、お金もかからず必要なものも特にないので、親としても助かります(笑)
だけど、昆虫が好きな子には、ものすごく楽しいテーマだと思います。
うちの息子3人はちょっとした変化でも大騒ぎしていました。
これから自由研究をされる方は、ぜひやってみてくださいね!
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