海の岩場には、潮だまり(タイドプール)といって、潮が引いた時に岩場に水たまりができます。
潮だまりには、生き物たちがいっぱい!
水族館でしか見たことがないような、海の生き物と触れ合える潮だまりは、子供たちが生き物探しに夢中になって遊べる場所です。
そんな潮だまりの生き物調べを、自由研究にしてみませんか?
今回は、次男が2年生の時の自由研究「潮だまりの生き物調べ」をご紹介します。
海に行く予定のある人にオススメのテーマです!ぜひ参考にしてくださいね!
目次
潮だまりの生き物を調べる方法
用意するもの
・カメラ、スマホ(水に濡れないように注意!)
・たも網、飼育ケース、バケツ、箱めがね、軍手、ピンセットなど
・ばんそうこうや消毒液(小さな傷に役立ちます)
※箱めがねは、牛乳パックの上下を切り落とし、片方にラップをかぶせて輪ゴムで留めても作ることができます。
※水着の場合は、ラッシュガードを上に着る、日焼け止めを塗るなど日焼け対策をした方がいいです。熱中症を防止するために帽子もかぶった方がいいでしょう。
足元はできればマリンシューズがよいです。裸足や露出の多いサンダルだと岩場でケガをします。
潮だまりに行くのはいつがいいの?
当然ですが、天気の悪い日や波の高い日に行くのはやめましょう。
潮だまりは、干潮の時に出現します。干潮時刻をあらかじめ調べておきましょう。
大潮の日に行けると尚よいですね!
潮だまりで気を付けること
岩場はとても滑りやすいです。ケガをしないように、走ったりしないようにお子さんにも伝えておいてくださいね。
海には刺されると危険な生き物もいます。事前に危険な生き物をお子さんと一緒に調べておくとよいでしょう。むやみやたらに触らないことも大切です。
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時々休憩をし、水分補給をするのも忘れないでくださいね!
生き物を探してみよう!
ヤドカリやカニ、小さな魚などいろいろな生き物がいます。
石の裏に生き物がいることもあります。石をひっくり返してみましょう。石は元に戻すようにしてくださいね。
箱めがねで水の中も探してみましょう。
写真も忘れずに撮ってくださいね~。
あっという間にバケツいっぱいの生き物を捕まえました。
飼育ケースに入れて見ると観察がしやすいです。
観察し終えたら、海に還してあげてくださいね。
タマキビガイを見つけたら、ぜひやってほしい実験があります!
(引用:http://www2.tbb.t-com.ne.jp/)
タマキビガイは、岩場の水がかからない場所にいます。この貝は、実は水がキライなのです。
★タマキビガイの実験
タマキビガイを海水を入れたバケツの中に入れます。
すると、すぐに水の中から上がってきてしまいます。おもしろいので、ぜひ観察してみてく
ださい!
レポートにまとめよう!
帰ってきたら、見つけた生き物をレポートにまとめましょう。
写真を見ながら、図鑑やインターネットで生き物の名前などを調べます。
写真と一緒に名前や特長、どのような場所にいたか、観察した時の様子などを一緒に書いていきます。
《レポートの構成例》
1.調べたきっかけ
2.用意したもの
3.潮だまりで気をつけること
4.調べた場所(地図のコピーを貼ってもいいですね)
5.見つけた生き物(写真を貼り、名前や特長などを書く。日時や天気、その日の干潮時刻や海の様子なども記入しておく。)
6.タマキビガイの実験
7.わかったこと
8.調べた感想
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まとめ
次男の時は、別の日に海水浴にも行きました。その場所には岩場がなく、生き物を見つけることもできなかったので、そのことも比較としてレポートに記録しました。
海水浴もいいですが、磯での生き物調べもとても楽しいです。
子供はもちろん、大人でも生き物を見つけるのは楽しく、ついつい夢中になってしまいます。
今年の夏は磯に出かけて、潮だまりの生き物調べの自由研究を、ぜひやってみてくださいね☆
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