秋は紅葉が美しい季節ですね。みなさんは紅葉狩りに出かけましたか?
梅ヶ瀬渓谷・大福山へ紅葉を見に行ってきました。
梅ヶ瀬渓谷のある養老渓谷周辺は、関東一紅葉が遅い場所とも言われています。
紅葉を見逃してしまった!と言う方は、梅ヶ瀬渓谷へ行ってみてはいかがでしょうか?
12月に紅葉を見に行ってきたので、その時の様子をご紹介しますね!
また、子供でも歩けるのか?についてもお伝えします。
梅ヶ瀬渓谷・大福山へ
梅ヶ瀬渓谷は、千葉県市原市にあります。養老川の支流、梅ヶ瀬川の浸食によってできた渓谷で、侵食崖ともみじの紅葉がとても美しい渓谷です。
梅ヶ瀬渓谷の紅葉の見ごろは、11月中旬~12月初旬頃とのこと。
この日は12月2日。紅葉はまだ見られるのでしょうか?
私たちは車で行ったのですが、養老渓谷に到着した時、この日は少しもやがかかっていて、遠くに雲海が見えました。
とても幻想的な風景です。
梅ヶ瀬の茶屋の駐車場
梅ヶ瀬の茶屋の駐車場を利用しました。駐車料金は500円でした。
ここでトイレを借りることもできますよ。
ハイキングコースの案内板もありました。
今回は、案内板の黄色のコース「梅ヶ瀬渓谷コース」で「日高邸跡」に行き、その後「もみじ谷」を通って大福山に登ります。帰りは緑色のコース「見晴らしのみち」で駐車場まで戻ってきます。
いざ、出発!!
トンネルをくぐって進んでいきます。
道が二手に分かれています。右は見晴らしの道。舗装された道路になっていて、車で大福山に行くこともできます。
私たちは、左の梅ヶ瀬渓谷コースに進みます。
梅ヶ瀬渓谷コースで日高邸跡へ
先にも駐車場がありました。広いので結構多く停められそうです。
川沿いの小道を歩いていきます。
川の音がさらさらと耳に心地よいです。
前日に少し雨が降ったので、あちこちから水が染み出していて、道はぬかるんですべりやすい。
途中、流れの中を何度も渡ることになります。
石が並べられているので、その上を渡るのですが、ちょっと油断すると靴の中に水が入ります。
また、小道もすべりやすいので、トレッキングシューズや濡れにくい靴をはいていった方がいいです。
地面にももみじの落ち葉がたくさん。
ついつい足元ばかり見てしまいますが、目を上げると崖の上に見える紅葉がきれい。
川を渡り、段差を登ったり下りたり、の繰り返し。
段差が大きい場所もあるので、杖のようなもの(できれば2本)があるととてもラク。今回は、私たちを連れてきてくださった方が竹の棒を切ったものを用意してきてくれたので、本当に助かりました!
歩くこと約1時間ほど。日高邸跡に到着~。
一面もみじのじゅうたんでした。
周辺の案内図と日高邸を造った「日高 誠実(ひだかのぶざね)」さんについてが書かれていました。
明治時代の偉人、日高誠実さんがここに理想郷とする私塾を造ったのだそうです。
日高邸から大福山へ
日高邸で少し休憩した後、大福山を目指します。
大福山は標高292mの市原市で一番高い山。
ここからの道は険しく、崖のそばの細い道を歩いたりもするので、小さいお子さんには難しいと思います。来た道を戻った方がいいです。
高学年のお子さんなら、大人がしっかりサポートしてあげれば登れるかもしれないですが・・・。とにかく崖が多いので、滑り落ちないように気をつける必要があります。
小さいお子さん連れで大福山へ行くなら、最初の分岐点で見晴らしのみちへ行き、舗装された道路を歩いた方がよいと思います。もしくは、頂上付近に駐車場もあるので、車で行くこともできます。
急な斜面。杖が大活躍。
こんな風に地面に木の根がびっしりと浮き出ていました。
足をとられないように一歩ずつ注意して登ります。
登ってきた道。すぐそばは崖。怖いから下は見ないようにしました(*_*;)
息も上がってきました。
途中紅葉がきれいに見える場所もありました。
これがもみじ谷なのでしょうか・・・
大福山の頂上付近に到着~。
今回は行かなかったのですが、ここから150m進んだところに白鳥神社があります。
白鳥神社は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)を祭った神社です。お時間のある方はぜひ行ってみて下さいね。
日高邸跡からここまで約1時間。結構キツかった!!
ここにはちょっとした休憩スペースもあり、ちょうど12時頃だったので、お弁当を食べている人たちもいました。
私たちはチョコレートやロールケーキで軽くもぐもぐタイム(笑)
大福山展望台
少し休憩し、今度は舗装された「見晴らしのみち」を下って駐車場まで歩いて戻ります。
休憩所からすぐのところに大福山展望台がありました。
せっかくだから!疲れたけど登ってみることに。
坂を上ると展望台の看板が・・・
ひぃ~!また階段~!
頑張って登りました。
展望台からの眺めは最高~♪
ぐる~っと千葉県が見渡せます。
頑張って登ってよかったぁ・・・。
見晴らしのみちで梅ヶ瀬の茶屋へ
展望台からの眺めを味わい、元の道に戻ります。
帰りの道は舗装された普通の道路なので、歩きやすいです。
5分くらい歩いたところに駐車場があり、トイレもありました。
この日は平日。土日はきっと混雑するのでしょう。
もみじはまだ結構緑色もまざっているので、もうしばらく紅葉を見ることができそうですよ。
もうすぐ駐車場に着きます。
舗装された道路とはいえ、ずっと歩いているから足が痛い・・・。
ひざがガクガクします(笑)
最初に歩いてきた場所が道の下に見えました。
川と紅葉がいい感じ♪
展望台を出発してからおよそ45分くらいで駐車場に戻ってきました。
いやあ、よく歩いた!
ざっくり計算で、
駐車場から日高邸跡まで2.8km、大福山まで1.5km、
大福山から3.1km。
全部で7.4km!
普段あまり歩かないから、いい運動になった。明日は筋肉痛だな。
昼食は地元で有名なおそば屋さん「田奴久」で
たくさん歩いてお腹も空いた~。昼食は飯給にある「田奴久」へ行きました。
駐車場も広くて入りやすいです。
2時近い遅めのお昼ご飯だったので、店内は空いていました。
メニューもたくさん種類があって、迷います。
おそば、うどん、ごはんもの、ラーメンも。値段はだいたい700円、800円前後。
天ぷらうどんにしました。
うどんは細めでつるっとした麺でおいしい!
安いけど、おいしかったです。
体も温まり、疲れも癒されました。
梅ヶ瀬渓谷へのアクセス
梅ヶ瀬渓谷へのアクセスを調べましたので、参考にしてくださいね。
小港鉄道の養老渓谷駅から約2kmなので、電車で来て、駅から歩くこともできそうですね。
車で行く場合
◆東京方面から
東京 -館山自動車道- 市原IC -国道297号線- 牛久 -県道81号線- 梅ヶ瀬渓谷
◆神奈川方面から
神奈川 -東京湾アクアライン- 木更津東IC -国道410号線- 久留里 -県道32号線- 梅ヶ瀬渓谷
電車で行く場合
東京駅 -JR京葉線- 蘇我駅 -JR内房線- 五井駅 -小港鉄道- 養老渓谷駅
まとめ
梅ヶ瀬渓谷では、12月の初めでも紅葉狩りをすることができました。
川沿いの梅ヶ瀬渓谷コースは、小学3年生くらいなら歩けるのではないかと思います。
足元は濡れますので、防水機能のあるトレッキングシューズが必須。杖も2本用意していくとよいでしょう。
小さいお子さんと一緒に行くなら、見晴らしのみちで大福山に行かれるのがオススメです!
ぜひ、梅ヶ瀬渓谷の紅葉を見に行ってみてくださいね♪
☆養老渓谷の近くには、磁場逆転の地層が見られるチバニアンがあります。
ぜひチバニアンへも立ち寄ってみてください!
チバニアンへ行った時の様子は、こちらのページをご覧くださいね。