低学年の自由研究って何をやったらいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか?特に1年生は、まだ小学校に入学して初めての夏休みです。ついこの間まで幼稚園生だった子供たちが自分で自由研究をするのは難しいですよね。
1年生なら、観察をするのがオススメです!植物でも虫でも、好きなものの様子を観察して、記録すればOK!
今回は、次男が1年生の時に実際にやった「だんごむしの観察」をご紹介しますね。
だんごむしの自由研究の手順
1年生だと自由研究のテーマを決められない子も多いと思いますが、子供の好きなものをテーマに選ぶと子供も興味をもち、自分からすすんで取り組んでくれます。
身近にいるだんごむしが好きで幼稚園でもよく捕まえていたお子さんはいませんか??
うちの次男もポケットにだんごむしを入れたりしていた子なので、だんごむしをテーマに決めました。
だんごむしを探す
まず、観察するためのだんごむしを捕まえます。
次男はだんごむしを探す過程も自由研究に活かしました。
探す前に、「だんごむしはどこにいると思う?」と次男に聞き、いそうな場所をいくつかあげてもらいます。それから実際に探しに行き、どこでどれだけ見つかったのかを記録します。
写真も撮っておいた方がいいですね。
10匹くらいは捕まえて、飼育ケースに入れて持ち帰りましょう。
住んでいた環境に近づけるために、土や枯葉なども一緒にいれておきましょうね。だんごむしは湿った場所を好むので、飼育ケースは日陰に置き、時々霧吹きをして土を湿らせてあげてください。
だんごむしの食べ物を調べる
だんごむしは何を食べているのか?実験をしました。
これも「だんごむしのエサは何をあげたらいいかな?」と聞き、食べそうなものと逆に食べなそうなものをいくつかあげてもらい、だんごむしが何をどれだけ食べるか調べます。
実験する食べ物を、お弁当などに使うアルミカップに入れ、飼育ケースに入れます。
1日後、2日後に観察し、変化を記録します。
これも、実験する前、1日後、2日後それぞれ写真に撮っておいてくださいね。
①野菜
②落ち葉
③パン
④煮干し
⑤砂糖
⑥葉っぱ
次男はこの6種類で実験しました。
だんごむしがアルミケースの中に入りやすいように、アルミケースの側面2箇所ずつに穴を開けておきました。
だんごむしは昼間と夜どっちが好き?
だんごむしも夜は寝ているのでしょうか?
昼と夜との活動の様子の違いを観察します。
だんごむしはどこでものぼれるのか?
次男が、飼育ケースをのぼっているだんごむしがいないことに気づき、のぼれる素材を調べました。
紙は余裕~
糸はどうかな??
レポートにまとめよう!
観察した内容をレポートにまとめていきます。
レポートに使う紙は、模造紙でも画用紙でも大丈夫です。
1年生は字が大きく、書くのもまだ時間がかかります。1日で全部書くのは疲れてしまいます。
大きめの紙を使い、何日かに分けて書いた方がいいと思います。
《レポートの構成例》
1.きっかけ(調べようと思った理由を書く)
2.実験
①だんごむしはどこにいるか?
②だんごむしは何を食べるか?
③だんごむしは昼と夜どっちが好きか?
④だんごむしはどこでものぼれるのか?
それぞれ、実験のやり方や使った道具、実験の予想と結果を書きます。
3.だんごむしについて
図鑑やインターネットでだんごむしの体のつくりや生態などについて調べてまとめ
る。
3.わかったこと
観察してみてわかったことを感想を交えながら書きます。
次男のまとめたレポート。汚~い字で私には内容が読めない部分もありましたが(笑)、市の科学論文の部に入選しました。
まとめ
いかがでしたか?意外とできそうな気がしてきませんか?
自由研究って1年生には難しそうですが、普段興味を持っていることをテーマにして、小さな疑問を調べてまとめるだけでも、レポートとしてまとめることができます。
1年生は文字を書くだけでも大変なので、写真をたくさん撮っておくと、説明の文章が簡単でも内容が伝わりやすいと思います。
自由研究のテーマに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね~。
他のテーマも見てみる!
→ 小学生の自由研究のテーマは何にする?実際に取り組んだテーマを紹介!